【必見‼】公認心理師試験の勉強法‼

公認心理師

みなさん、こんにちは。だびでです。今、このブログを読んでいる方はきっと公認心理師試験のために頑張って勉強していることでしょう。世の中には一日8時間、10時間勉強する人がいますよね。睡眠時間を削ったり、みんなで集まって勉強したり、青春ですね。

一方で、私は大学院入試勉強の時も公認心理師試験勉強の時も同じルールを作っていました。それは毎日ゲームをすること…。1時間勉強して、30分ゲームする。30分勉強して、1時間ゲームする。そして、2時間ゲームする…。そんな日もありました(息抜きは大事ですよね…)。

勉強方法は人それぞれです。

そんな私でも2023年5月に行われた第6回公認心理師試験を70%超えして合格しました。今回は、効率良く勉強することを心掛けた、私の公認心理師試験勉強方法を紹介していきたいと思います。

あくまで私が合格した勉強法であるため、みなさんに必ずあてはまるものではありません。少しでも、公認心理師試験のために勉強している方々の参考になればと思います。

試験勉強における重要なマインド

まず最初に、公認心理師試験の勉強をする上で最も重要なことがあります。それは、「いかに効率よく合格点に到達できるかを考えること」です。今回は2つの視点から理由をあげます。

勉強時間が限られている

公認心理師試験の勉強をしている方の多くは大学院生です。私もそうでした。なので、学内外の実習記録作成や修士論文の執筆に追われ、就職活動もしてプライベートの時間も確保する。もしかしたら、生活費のためにアルバイトをしている方もいるかもしれません。大学院生は多忙な日々を過ごしているかと思われます。

そのような日々で公認心理師試験の勉強もしなきゃいけないとか無理ゲーだと感じますよね。満点を取るための勉強をしていたら、「修士論文の完成が間に合わなかった」「体調を崩した」などの理由で、そもそも修了できずに公認心理師試験を受けられなくなる未来が待っているかもしれません。現実的に勉強時間を確保し、「合格点に到達できる効率のよい勉強」をして大学院を修了することがまずは重要です。

満点は無理

試験を受けるとなると、せっかくなら100点を取りたいですよね。しかし、小学校や中学校のテストとは違います。過去問には出題されなかった用語も出てくるので満点人より良い点数を取ってドヤ顔しようという願望は捨てましょう。公認心理師として働く時に、試験の点数は何の意味もありません。

また満点を取ろうとして、細かいところや過去問に一回しか出ていない単語を覚えるために、何十分も何時間も要するのは非効率です。一番大切なことは、「合格点に到達できるか」です。良い点数を取る必要はありません。

公認心理師試験の勉強方法

試験勉強するにあたっての大切なマインドを確認したところで、私の試験勉強の方法を紹介します。

試験勉強の基礎

公認心理師試験の勉強において基礎となる勉強方法は過去問の反復でした勉強するにあたって8~9割の時間は過去問の反復に使いました。過去問を解いて、意味を理解していない専門用語を暗記する。これを繰り返していれば自然と知識が身に付きます。

それでは次に、そのために準備した本などを紹介します。

赤本

私が使った参考書は、講談社が出版している赤本 公認心理師国試対策2023 (KS心理学専門書)です。赤本は個人的にはとてもおすすめです。

赤本で勉強してみて

赤本は、過去問の解説がシンプルでわかりやすいものが多かったです。どの単語をどのように勉強すればいいのか、またどれくらいの深さで学べばいいのかをイメージしやすいため、勉強のペースつかむこともできました。デザインもシンプルで無駄がなく私好みであったため、集中して進めることができました。

少し残念だったのは、過去問の全てが載っているわけではないということです。問題数が多いので仕方ない部分ではありますが、「KALS模試の過去問を入れるなら過去問だけにしてくれ…」というのが正直な気持ちでした。しかし、過去問を網羅するということに関しては後で紹介する勉強方法でカバーしました。

赤本で過去問を反復する時のコツ

赤本で過去問を反復する際、皆さんはどのようにしますか。参考書を全部解いたらもう一周というやり方だと、忘れてしまっている問題が多すぎてしまいます。そのため、1章を3回繰り返したら、2章を3回繰り返す。そうしたら、1章を一回解いてみる。と細かい区切りで反復することを心掛けました。そうすることで、完全に忘れる前に思い起こして定着させていました。

一発合格!公認心理師対策テキスト&予想問題集

もう一つの参考書は、ナツメ社が出版している「一発合格!公認心理師対策テキスト&予想問題集」です。これは私がM1(大学院1年生)の時に買った本です。まぁ、ほとんど読めずに1年本棚に置いていただけなんですけどね。M2になってからやっと読み始めました。

一発合格!公認心理師対策テキスト&予想問題集の使い方

赤本を買って本格的に勉強を始めた時に、ようやく使い始めました。これは赤本より小さいサイズなので、移動中に読んだり、赤本などを読んでも分からない時に別の表現で理解するために使いました。

予想問題集が付属していたので一応解いてみましたが、文章や出題の仕方が過去問の印象と異なったので私にはあまり合わず、1回解いただけで、繰り返し解くということはしませんでした。やはり過去問を繰り返し解くのが一番いいですね。

過去問ドットコム

過去問ドットコムはグルペディア株式会社さんが運営している、パソコン、スマートフォンから 国家試験や民間試験を1問1答形式で解いていくことができる学習アプリケーションです。

過去問ドットコム | 過去問の解説付き無料問題集 (kakomonn.com)

総合すると、このサイトで勉強した時間が一番長いと思います。

いつでもどこでも勉強できる

インターネットを利用した勉強のいいところは、いつでもどこにいてもスマホがあれば勉強することができるということです。公共機関での移動中や隙間時間は、過去問ドットコムで過去問をひたすら解いていました。

登録無料

このサイトは過去問全てが掲載されており、その問題を簡単に解くことができることが強みだと思います。正直、このサイトで過去問を解き続けてわからない単語や制度を検索すれば、0円で合格することも十分可能だと思います。

間違った問題だけを復習できる

過去問を解いたあと、間違った問題をまとめて復習できる機能も付いています。さらに、正答率が何%かわかります。僕はこれで第1~5回の過去問の正答率が90%以上になるまで繰り返し解きました(おそらく事例問題も一点なのであくまで参考程度です)。

過去問ドットコムの注意点

各問題に解説がついているのですが、どなたでも解説を投稿することができるようになっているようです。そのため問題によって様々な解説があり、理解しやすいものありますが、ちょっと違うなぁと感じる解説も数問ありました。なので、信頼性の高い参考書である程度勉強してから、過去問.comで過去問を反復することをお勧めします。

おすすめしない勉強方法

人によって勉強しやすい方法は違います。しかし、あえて効率という点でおすすめしない勉強方法を紹介します。

全ての単語を丸暗記する

過去問やブループリントに出た言葉1つ1つをすべて暗記しようとしないことです。無理です。時間の無駄です。「将来のため!」と思うかもしれませんが、就職先が決まってから必要な専門知識を勉強すれば十分です。合格するための勉強をしましょう。

手書きのノートを作る・繰り返し書いて覚える

公認心理師試験は選択問題です。専門用語を漢字で書けるようになる必要はありません。また、一発で合格すれば、繰り返し勉強するものでも後で振り返るものでもないため、ノートを作る必要はないと思います。「ノートを作った方が覚えやすい」「書いた方が覚えやすい」という確証があれば別ですが、私は「書く」よりも「言う」をおすすめします。

最後に

重ねてお伝えしますが、これが皆さんに合う方法とは限りません。様々な勉強方法を試して、自分に合うやり方を探してみてください。それも1つのモチベーションになると思います。

公認心理師試験のために勉強している皆さん、自分の体や生活を大切にしてがんばってください!

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