みなさん、こんにちは。公認心理師のだびでです。
日々の生活の中で「なぜか上手くいかない」「自分ばかりミスをしてしまう」……そんな生きづらさを感じてはいませんか? ADHDの特性と上手に付き合っていくために何より大切なのは、「正しく特性を知ること」、そして「自分に合った工夫を取り入れること」です。
今回は、ADHDの診断を受けた方はもちろん、「もしかして……」と感じている方にも手に取ってほしい、心を軽くし、明日からの生活を整えてくれる厳選の5冊をご紹介します。
1.「ADHDかな?と思ったら読む本」
Instagramで60万人以上のフォロワーを持つアリス・ゲンドロン氏による、世界中で愛されているADHDガイド。親しみやすいイラストを通じて、先延ばしや集中力の欠如といった特性の仕組みを解き明かします。最大の特徴は、著者の実体験から生まれた「今日から使える生活の裏技」が豊富なこと。自身の特性を否定せず、前向きに向き合うための温かなメッセージが詰まっており、生きづらさを感じている方の心を軽くしてくれるお守りのような一冊です。
2. 「ADHD脳で困ってる私がしあわせになる方法」
臨床心理士・公認心理師である著者が、ADHD特性による「片付けられない」「時間を守れない」といった日常の困りごとを解決するコツを、認知行動療法の視点からわかりやすく解説します。単なる対策の紹介に留まらず、自分の特性を認め、自己肯定感を高めながら「どうすれば幸せに暮らせるか」に焦点を当てているのが魅力です。生きづらさを解消し、自分らしく前向きな一歩を踏み出すための知恵が詰まった、実践的で優しいガイド本です。女性向けの雰囲気ですが、男性の方が読んでも十分に役に立つことがたくさん紹介されています。
3.「大学生の時間管理ワークブック」
自由な時間が増える一方で、自己管理の難易度が上がる大学生活。本書は、ADHDの特性を持つ学生が直面しやすい「レポートが終わらない」「朝起きられない」といった悩みに特化したワークブックです。臨床心理士の知見に基づき、認知行動療法の技法を用いて、無理のないスケジューリングや優先順位の付け方を紹介しています。効率的にタスクをこなしつつ、やる気を維持する具体的な戦略が満載で、充実したキャンパスライフを支えてくれる心強い一冊です。また、内容は大学生向けですが、エッセンスは社会人の方でも十分に使える内容となっています。
4.ADHDコンプレックスのための”脳番地トレーニング
脳の専門家である著者が、ADHD特有の「忘れっぽさ」や「感情の起伏」を、脳のクセとして捉え改善する方法を紹介しています。この本独自の「脳番地」という用語を使って、思考や感情を司る特定の部位を、筋トレのようにピンポイントで鍛えるトレーニングがたくさん載っています。根性論ではなく、科学的なアプローチで日常生活の困りごとを解消する実践的な一冊です。自分自身の脳の特性を理解し、前向きに整えたい方に最適なガイドブックです。
5.「マンガでわかる大人のADHDコントロールガイド」
精神科医の監修のもと、大人のADHDに伴う仕事や日常生活のトラブルを解決するための知恵を、マンガで分かりやすく解説した一冊です。「ケアレスミスが多い」「時間管理が苦手」といった具体的な困りごとに対し、すぐに実践できる現実的な対策を提案。文字を読むのが苦手な方でもスッと内容が入る構成になっており、自分自身の特性と上手に付き合い、社会生活をよりスムーズに送るための心強いガイドブックとなってくれます。
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Amazonのプライム会員登録はこちらからまとめ
ADHDの特性は一人ひとり異なります。また、困り事は生活の状況によっても異なります。今回ご紹介した本は、いわば「心の眼鏡」や「生活の杖」のような道具です。大切なのは、これらを活用して自分を責める時間を減らして、自分らしく生きる時間を増やすことが大切です。
もし、本を読んでも解決しない強い困りごとがある場合や、診断について詳しく知りたい場合は、お近くの専門機関(精神科、心療内科、またはカウンセリングセンター)への相談も検討してみてください。

