公認心理師試験に合格する勉強法|過去問中心の効率的な対策とおすすめ参考書

試験の攻略地図を確認する男性と黒柴のだびで 公認心理師

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みなさん、こんにちは。公認心理師のだびでです。今このブログを読んでいる方は、きっと公認心理師試験のために頑張って勉強していることでしょう。世の中には、1日8時間、10時間と勉強する人もいますよね。睡眠時間を削ったり、みんなで集まって勉強したり、青春ですね。

一方で、私は大学院入試の勉強のときも、公認心理師試験の勉強のときも、同じルールを作っていました。それは、毎日ゲームをすること…。1時間勉強して30分ゲームする。30分勉強して1時間ゲームする。そして、2時間ゲームする…。そんな日もありました(息抜きは大事ですよね…)。

勉強方法は人それぞれです。

そんな私でも、2023年5月に行われた第6回公認心理師試験に、7割を超える得点で合格しました。この記事では、効率よく勉強することを心がけた、私の公認心理師試験の勉強方法を紹介します。試験の基本情報や参考書の情報は、2026年10月時点の内容に更新しています。

あくまで私が合格したときの勉強法なので、すべての方に当てはまるわけではありません。公認心理師試験に向けて勉強している方の、少しでも参考になればうれしいです。

公認心理師試験の基本情報(2026年10月時点)

まずは、最新の試験の状況を確認しておきましょう。

項目内容
直近の試験第9回公認心理師試験(2026年3月1日実施)
受験者数2,400人
合格者数1,441人
合格率60.0%

次回の第10回試験については、2026年9月に実施の案内が出ています。試験日や申込期間、合格基準などの詳しい情報は、必ず公認心理師試験研修センターの最新情報で確認してください。

合格率を見ると、しっかり対策すれば十分に合格を目指せる試験です。ただし、出題範囲がとても広いため、やみくもに勉強するのではなく、「効率よく合格点に届く」ための戦略が大切になります。

試験勉強で大切なマインド

公認心理師試験の勉強で最も大切なのは、「いかに効率よく合格点に到達するか」を考えることです。その理由を2つの視点から説明します。

勉強時間は限られている

公認心理師試験を受ける方の多くは、大学院生や、働きながら受験する方です。私も大学院生でした。大学院生は、学内外の実習記録の作成や修士論文の執筆に追われ、就職活動もあります。生活費のためにアルバイトをしている方もいるでしょう。

そんな毎日の中で、さらに試験勉強もしなければならない。正直、無理ゲーだと感じますよね。満点を目指す勉強をしていたら、「修士論文が間に合わなかった」「体調を崩した」などの理由で、そもそも修了できずに受験資格を得られない…という未来が待っているかもしれません。現実的に勉強時間を確保し、「合格点に到達できる効率のよい勉強」をすることが重要です。

満点は目指さなくていい

試験を受けるなら、せっかくなら高得点を取りたいですよね。しかし、公認心理師試験は出題範囲が広く、過去問に出ていない用語も出題されます。満点や、人より高い点数を目指す必要はありません。公認心理師として働き始めたら、試験の点数が評価されることはまずありません。

また、満点を取ろうとして、細かい知識や過去に一度しか出ていない用語を覚えるために何十分も何時間も使うのは非効率です。一番大切なのは、「合格点に届くかどうか」です。

私の公認心理師試験の勉強方法

大切なマインドを確認したところで、私の勉強方法を紹介します。

基本は「過去問の反復」

私の勉強の土台は、過去問の反復でした。勉強時間の8〜9割は、過去問を解くことに使いました。過去問を解いて、意味がわからなかった専門用語を覚える。これをくり返していると、自然と知識が身についていきます。

ここからは、そのために使った本やサイトを紹介します。

赤本(講談社)

私が使った参考書は、講談社の『赤本 公認心理師国試対策2023』(KS心理学専門書)です。個人的に、とてもおすすめの一冊です。現在は最新版の『赤本 公認心理師国試対策2027』が出ています。

赤本で勉強してみて

赤本は、過去問の解説がシンプルでわかりやすいものが多かったです。どの用語をどのくらいの深さで勉強すればいいのかイメージしやすく、勉強のペースもつかみやすかったです。デザインもシンプルで無駄がなく、集中して進めることができました。

少し残念だったのは、過去問がすべて載っているわけではないことです。問題数が多いので仕方ない部分もありますが、正直「模試の問題を入れるなら、その分も過去問にしてほしい…」と思いました。過去問を網羅する部分は、後で紹介する方法でカバーしました。

赤本で過去問を反復するときのコツ

参考書を最後まで解いてからもう一周、というやり方だと、最初のほうの問題を忘れてしまいがちです。そこで私は、「1章を3回くり返したら2章を3回くり返し、そのあと1章をもう一度解く」というように、細かい区切りで反復することを心がけました。完全に忘れる前に思い出すことで、知識を定着させていました。

一発合格!公認心理師対策テキスト&予想問題集(ナツメ社)

もう一冊は、ナツメ社の『一発合格!公認心理師対策テキスト&予想問題集』です。これは私がM1(大学院1年生)のときに買った本です。…とはいえ、ほとんど読まずに1年間本棚に置いたままでした。本格的に読み始めたのはM2になってからです。

使い方

赤本で本格的に勉強を始めてから使い始めました。赤本より小さいサイズなので、移動中に読んだり、赤本を読んでもわからないときに、別の説明で理解するために使ったりしました。

予想問題も付いていたので一度解いてみましたが、文章や出題のされ方が過去問とは少し違う印象で、私にはあまり合いませんでした。くり返し解いたのは、やはり過去問です。

過去問ドットコム

過去問ドットコムは、パソコンやスマートフォンから、国家試験や資格試験の過去問を一問一答形式で解ける無料の学習サイトです。

過去問ドットコム

振り返ると、このサイトで勉強した時間が一番長かったと思います。

いつでもどこでも勉強できる

スマホがあれば、いつでもどこでも勉強できるのがインターネット学習のよいところです。電車での移動中や、ちょっとしたすき間時間には、過去問ドットコムでひたすら過去問を解いていました。

無料で過去問を解ける

私が受験した当時は、それまでの過去問が掲載されていて、手軽に解けるのが強みでした。わからない用語や制度をその都度調べながら解き進めれば、費用をかけずに勉強することもできます。掲載内容は変わることがあるので、利用するときは最新の状況を確認してください。

間違えた問題だけを復習できる

解いた後に、間違えた問題だけをまとめて復習できる機能もあります。正答率もわかるので、私は第1〜5回の過去問の正答率が90%以上になるまでくり返し解きました(事例問題の配点の違いなどは考慮していないので、あくまで参考程度です)。

注意点

各問題には解説が付いていますが、利用者が投稿できる仕組みのようです。わかりやすい解説がある一方で、「ちょっと違うのでは?」と感じる解説もいくつかありました。信頼できる参考書である程度勉強してから、過去問ドットコムで反復するのがおすすめです。

おすすめしない勉強方法

勉強しやすい方法は人によって違います。ここでは、あくまで「効率」という点から、私がおすすめしない勉強方法を紹介します。

すべての用語を丸暗記する

過去問や出題基準(ブループリント)に出てくる用語を、一つひとつすべて暗記しようとしないことです。正直、無理です。「将来のために!」と思うかもしれませんが、専門知識は、働く領域が決まってから深めれば十分です。まずは合格するための勉強をしましょう。

手書きのノートを作る・何度も書いて覚える

公認心理師試験は選択式の試験です。専門用語を漢字で書けるようになる必要はありません。また、ノートを作るのには多くの時間がかかります。「ノートを作ったほうが覚えやすい」という確信があれば別ですが、私は「書く」よりも「声に出して言う」ほうをおすすめします。

最後に

くり返しになりますが、ここで紹介した方法がすべての人に合うとは限りません。いろいろな勉強方法を試して、自分に合うやり方を見つけてください。それも、ひとつのモチベーションになると思います。

公認心理師試験に向けて勉強している皆さん、自分の体と生活を大切にしながら、頑張ってください!

公認心理師という資格そのものについては、公認心理師とは?や公認心理師と臨床心理士の違いの記事でも解説しています。

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